ひみつのコウカン♡ダイアリー

強くて可愛い男の子

5/1ジャニーズ銀座!SixTONES!

世の中思ったようになんていかない

 
そんな現実を忘れてさせてくれるはずのアイドルがある意味1番現実を知らしめる存在になってしまったのはいつからだっただろう。
それはきっと私がアイドルの服用方法と服用量を誤ってしまっているだけなんだろう
 
ー気づいてはいたけど気づいたらこの恋は終わってしまう
 
 
 
◾︎
 
アイドルには雑誌栄えするアイドル、TV栄えするアイドル、生で観る事に意味があるアイドル、様々いると思う。松村北斗くん(通称ほっくん)はその中でも生で観る事に意味があるアイドルだと思う。鬱蒼と繁るむせ返りそうな6月の深い森から12月の無数の星のまたたく銀河へと旅に連れていってくれるアイドルそれが松村北斗
 
この深みはきっと彼の人生なのだろうか
 
新規だしこういうのも前を向く彼やファンの方に失礼に値するかもしれない。
 
語弊があったら申し訳ないが
私はB.I.shadowでふまけんのデビューを見送った時のほっくんの気持ちを真空パックにして時空を超えて今、手にしたかった。どんな気持ちだったのかは察するしかないし、もしかしたら既に考えるに値しない事なのかもしれない。
しかし去年の音楽の日という生番組でSexyZoneのバックでいちジャニーズJr.として誰よりシャカリキに男nevergiveupを踊るほっくんに目を奪われた。
ここまで来るのにどれだけの苦悩があったのだろうか。それは日常に溶けてしまう程度の苦悩かもしれないし、夜も眠れないような思いだったのだろうか。
 
その味は君しか知らない。
 
翳りこそが美しく深く胸を締めつける。
好きだ。
 
「仲良い後輩はいない」少クラでの「ジャニーズでプライベートで会うのは紫耀だけ」
中二病ベテランか。とんがってるジャニーズ最高だ。そのとんがりコーンの尖った先の部分を思いっきり噛み砕いてやりたい。だがほっくんはきっとお家でとんがりコーンを食べる時は一旦全ての指にとんがりコーンをはめてから食べるだろう。そういう可愛らしさだってきっと持ち合わせているんだ。
 
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◾︎
 
当然のように日比谷に向かう。好きという気持ちを拗らせてしまったオタクという文化の熱量に溢れている街だ。
地下鉄A5出口を上がると外の世界は光と影に分かれ木々がちらちらと揺れ目を刺す光が眩しかった。スターバックス日比谷シャンテもすべてセピア色の亡霊に見えた。亡霊を心のペンライトでなぎ倒しながらクリエへ向かう。
 
◾︎開演
 
こう思った方ももしかしたらいるかもしれない。1曲目から様子がおかしいのだ。特にジェシーと慎太郎。何か会場の様子を仕切りに気にしているようだったしジェシーは元気がないように思えた。
 
ダブルダッチは失敗しすぎてレッドブル投げつけたかった
 
今考えるとそりゃそうだ
この後重大な発表を控えていた。

sixtones

偶然グループ名発表の場に居合わせてしまった。その時の反応はまぁ!すごかった!泣いてる方も沢山いたしオタ同士で抱き合ったりどよめきは低い音で轟き心地よい重低音として子宮に響いて突き刺さった。

メンバーはその様子をまじまじと見渡しながら嬉しさを隠していたように見えた。ほっくんはこの光景を心に刻んでいたように見えた。現実の到達点がここにあるのならば、それをしなやかに受け入れる彼らは強かった。

オタクにちょっと落ち着こう?!?だまって?となだめるほっくんが騒がしい女生徒を注意し奮闘する新米高校教師に見えて来てただ興奮した。

さっ時間ないからゲームコーナー行くよ〜とさくっとゲームコーナーに入った。

げげげゲームコーナー?!

クリエ自体がディ⚫︎ニーランドを越えるアミューズメントゲームセンターであるから、私の中では全編ゲームコーナーだわと心の中でマジレスコーナーを行う。

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自分のことを♡ほっ♡きゅ♡ん♡と呼ぶほっくんと森
                  本
 
 
◾︎ほっくんソロ
Love meee
パンツ丸見えで踊るほっくんを虫取り網で捕獲し保護し一生美味しいものを与えて育てたかった。お腹見せてくれてありがとうね。でもずっとエロい曲やってたらお腹冷えちゃうよちょっと心配だよ...と同時に心に”俺はJr.のエロ担当”という消えない刺青を掘ってる松村北斗を貴びたかった。
 
触れ合いコーナーとかいうなんだ?その動物園のようなオタクを馬鹿にしたネーミングは?!と感じるコーナーがいざこの会場に来てみるとモルモット扱いが非常に心地よかった。彼らは600匹のモルモットと触れ合わなければいけない使命があるのだ。...ゴム手袋を渡そうか??
12列のお立ち台は直径50cmくらいの本当に真四角のただの黒いBOXだ。もう多分東急ハンズの3階に売ってる。これをお立ち台に来る曲の前にスタッフさんが通路にザザザザッと手押しで持ってくる。この光景のシュールさとワクワク感で心が情緒を失いそうになる。
私の近くにもほっくんは来た。だんだんとこちらに近づいてくる姿は「松村北斗 (監督 脚本 主演 演出 主題歌:松村北斗)」という映画を8ミリフィルムでスローモーションを見ているようだった。目の前のほっくんの伸びかけた真っ黒の前髪越しに見えたのは澄んだ少女の瞳だった。ところてんみたいにちゅるっとしてる質感が手に取るように伝わってきて...なんていうか...手のひらラビリンス!ってこの事か....と思いました。
 

どうやら8ミリ映画の出演者の中には私はいなかったよう...いやいなくていい!

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当たり前だけど当たり前じゃない6人がそこにはいた。
 
いつになるかなんて分からないけど6人はデビューすると思う。手放しで喜んでいる訳ではなく色々な現実を受け入れた顔をしていたように思う。春に芽生え夏になれば木々は緑になり秋に熟れ冬になれば散り果てる。その繰り返しを何回でも6人で超える覚悟が見えた気がした。
 
 
6つの色違いのマカロンは目の前でsixtonesとロゴが描かれたキラキラの箱に梱包され出荷されていった。
何かつらい事があったらこのキラキラの箱の事を思い出せばいい アイドルの用法用量を守らせてくれそうなこの箱の事を愛し始めたかった。いますぐにでも。
 
 
しかし365日心の中を照らしてくれたチカチカ煩く...時に優しく...点灯する灯台を無視することは今の私にはできない
 
 
5/1この日の月は物憂げに黄金色に下界を照らしていた。空気が澄んで綺麗な夜だった。
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いつも以上に冴えた夜空にいつでも非情な現実に対して強くしなやかな彼らを羨ましく思った。