ひみつのコウカン♡ダイアリー

強くて可愛い男の子

映画『ボーイソプラノ』を自担と重ねてしまった話

ボーイソプラノ』という映画を見た。
結果からいうとこの映画を見た事でジャニーズJr.浮所飛貴への思いを確固たる物にしてしまった上に私が彼に憧れる理由が詰まっていた。


私は映画が好きだ。
コンビニ感覚でTSUTAYAに行く上に見終わると満足し借りた事を忘れ延滞を繰り返す女なのでTSUTAYAにとってはとても良客なのだろう。(延滞料8000円とか行くのでコンサート一回入れるやつ馬鹿)

映画はストレス解消になりやり場のない、言葉にできない思いを溶かしてくれる。
少年収で0.1秒に賭けて戦う自担を見た後、登り詰めたやり場のない思いは『仁義なき戦い』に向けられ、故菅原文太のいる天国とともに思いは成仏した。

私は”中学生を応援することが恥ずかしい”と勘違いしていた時期があった。その思いは知らず知らずの内に『百円の恋』を見て綿あめみたいになくなった。(まじで見てほしい)



本題に戻してボーイソプラノのあらすじを話そう。(ネタバレ有り)
準新作のシールが貼ってあったので割と最近の映画なのだろう。

■場所はアメリカ
■隠し子としてアルコール依存症の母の元恵まれない環境で育った12歳の少年ステット(めっちゃ歌がうまい)
■問題児で学校で問題ばかり起こす(ありがち)
■ある時母が亡くなり、父の元に強制送還される。父は別の家庭がある為に面倒でステットが歌がうまいのをいい事に全寮制の合唱団(ウィーン少年合唱団みたいなやつ)に入れさせる(クズ)
■全米一の少年合唱団だけにもちろん何年ものキャリアやエリートの子ばかりで少年合唱団=ジャニーズJr.かよ状態。
■さらにステットは音楽の経験があるわけでも楽譜も読めない(致命的)初心者。

ん?えっ...そう

ステット=浮所くん
だった。そうでしかなかった。

■浮所くん(ステット)の位置は合唱団の後列。(まじでジャニーズjr.でしかない)
■浮所くん(ステット)には才能があったが楽譜が読めなかった。
■浮所くん(ステット)は楽譜を読めるようになるよう猛勉強した。寮の先生や学生は年末年始は家族の元に帰省しだれもいなくなった寮で浮所くんは歌の特訓をする。
■浮所くんを熱血指導する合唱団の教員のおじさんもとても熱心なんだけどなんかもう後半ジャニーさんにしか見えない。
挙句の果て浮所くん(ステット)が辞めるなら俺も辞めるとか言い出して草。


だめだ....これ...あかんもう浮所くんにしか見えない無理っていうか浮所くんにこの映画を見てほしい

浮所くん(ステット)の位置はやがて後列から前列、前列からセンターに変わっていく。
(それをひがんで楽譜隠す合唱団員とかも割とリアルでつらいけどうんこの話はまぁいいや)



映画のタイトルからしてお察しの方もいると思われるがそうボーイソプラノ”は声変わりがしたら試合終了。お役御免。さようなら。

これがつらい。

『だったら何のためにこんなにきつい練習をしたんだ?』

浮所くんが声変わり後に放つセリフだ。


これが痛いほどJr.担の私にはわかる気がした。
Jr.の努力は報われない事ばかりだし形にも映像にも残らないかもしれないけどその透明さが言葉にならないくらい美しいし憧れる。形にもならない、映像にも記事にもならないその一瞬を私は絶対に離さない。



映画『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』公式サイト

月島紗南