ひみつのコウカン♡ダイアリー

強くて可愛い男の子

【12/18】ガムシャラj'sparty vol.6を見てきたお話

12/18

昨日のガムシャラj'spartyの余韻に浸りながら寝ぼけ眼で朝起きる。ニュースの天気予報を見る  北海道根室沖に今もいるアイツ...爆弾低気圧の中心のまんまるの芽が岩橋げんきの顔に見えて目が覚めた。

昨夜の岩橋の「もう18歳だから 結婚できるよ〜♡」を思い出し一生この人の担当になることはないだろうと考え始めると何故か無条件にテンションが上がった(褒めてる)

甘い匂いに導かれ用も無いのに六本木ヒルズのSABONに入る。色とりどりのせっけんやボディオイルが可愛らしくアンティークの棚にお利口さんに並んでいるのを見ていると大人の手によってジャニーズマンションに詰め込まれたジャニーズJr.達の姿を思い出す

店員「何かお探しですか?」

という店員の問いに当たり前のように

「きしゆうた」

と答えそうになる

我に帰り「あ見てるだけですすみません」とそそくさと店を出る

ジャニーズJr.も見てるだけ...そう一生見てるだけなのだ。そこに責任感などいらない だが今日はそれをどれだけ見てもいいのだ!怒られないのだ!最高だ!と意味の分からないテンションの上げ方をして友人と日比谷線出口で待ち合わせる

友人と2人でコートをロッカーに預けるか預けないかという議題で盛り上がり結局預けない!という結論を出した。この白熱した議題に結論を出した私たちはつい先日当選を果たした衆議院議員なんかよりずっと真剣だったと思う。第三者からすればまじでどっちでもいいわ!コートも中の服も見てないわ!っていう議題だがこれはオタクにとっては日本がTPPに加盟するか加盟しないかくらい重大な決断なのだ。そこんとこはジャニーズJr.にもわかってほしい。Jr.が見てる見てないとか関係ないのだ。この日の為にお洒落するのがたのしくて心待ちにしてきた。健気すぎて泣けてくるだろ?!わかるカッ?ジャニーズJr.ッ!!行けますカッ?!かかってこいよッ!?と胸の中でさとうしょうり風のダサい煽りをしてみる。

クリスマスの六本木の煌びやかな街をコートを脱いだオタク達が私達の横を颯爽と駆け抜けていく

「寒ーーーーい!!!!」

だがその笑顔は輝いていた。このクッソ寒い中今時の若者の女の子のコートを脱がせる事が出来るのはジャニーズJr.くらいしかいないだろう。ふとイソップ童話の北風と太陽を思い出す。この物語の中で旅人の服を脱がせるゲームで勝ったのは力ずくで脱がそうとした北風ではなく何もしていない太陽だ。太陽と自担を重ねながら胸を熱くさせる。きしくんは私に好きになってくれなんて一言も言ってない今後言う事も一生ないし勝手に好きになったんだ。おたくキモチワルイ胸が熱い熱い熱い熱い焼けただれる

EXシアター裏のローソンでホットのドリンクを買おうとした手を止め冷たいドリンクに手を延ばす。からだすこやか茶(冷たい)を胃に流し込み熱くなった胸を冷やす。全然からだすこやかじゃねぇよ。

到着

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EXシアターのイルミネーションを見ながら

「これリア充っぽいですね!」

「っぽいぽい!撮ろう!」

と非リアな会話をひとしきり繰り広げる

昨日の如く屋上に向かうと日本列島の寒さと反比例したオタクの熱気が広がっていた(いや寒いんだけどね)

整列をさせる係員のお兄さんがオタクにもみくちゃにされながら整理番号を1番1番読み上げているのを見てこのバイトだけは時給5000円でもやりたくない...逆にフロムエーに時給5000円のバイトの掲載あったらデリヘルかこのバイトだと思う事にしようとどうでもいい誓いを立てる

係りのお兄さんが「もっと列を前へー!前へー!押さないでー!」と半ばキレ気味にプロ羊飼いのようにオタク(羊)を誘導する姿をみて

(もっと優しくしてやってくれよ...!世の中の闇に疲れた迷える子羊達なんだ...ここがやっと見つけたオアシスなんだ)と絶対無理な懇願を心の中でお兄さんに強いる

別の係りのお兄さんの「風が強くなってますのでチケットを離さないでくださーい!!」という愚問に(バカ、死んでも離さなねぇ!この紙切れだけが自担と私を繋いでるんだよ離すもんか)と強く握り締める

入場

下界を目指す私に昨日より2階分も長い灰色の階段があざ笑う 階段は私にお前に下られる為に生まれてきたんじゃねぇ、やめろオタクなんてやめろと言う。なんて私は卑屈なんだろう。でもオタクは辞めないと強く灰色の階段を踏んづける。


少し押して開演

セットリストは昨日と同じものの席が変わるだけで雰囲気も変わる オタクの頭をよけながら見えるポジションを探す

きしくんのMCでのいらんことしか言わないのは一生変わらないでいてほしい。だが彼は凄いんだ。どんだけ「きしうるさい!」「きしは余計な事しか喋らない」「きしバイバイ!」「きしの告知どうでもいい」と言われようとMCの時は絶対にマイクを口の側1cm以内から離さないそれがきしゆうたの好きな所。いつまでもブレないで。それに引き換えほっくんのオタクへの気づかい祭りには正直参った。初っ端から「私自分で結構後ろの方だと思うよ〜って人手ェ上げて〜」「まじで遠いと思ってるでしょ?でも顔見えてるからね!」という置いてけぼりのスタンディング後列への気づかいは一体どこで学んだのか?初っ端にこれをやるのはとてもいい事だ。だってレッドブルは仕事前に飲みたいし仕事の後には飲みたくない。堀越はそういう事も教えてくれる学校なのだろうか?松村家の教育の賜物なのだろうか?松村担教えてくれ。絡んできたオタクに「じゃあお前MCやってみろよ!」とかキレ気味なのには笑ったけど

きしくんをレポートしたいのが山々なのだが出番が少ないのだ!!ハハハ

MCできしくんがガムパで印象に残ってるのはソロで歌ったらいおんハートと言った下りで「あれはSHOCKから帰国してすぐだったんで...SHOCKは遠い国なんで」と表現したきしくんが急に特攻隊員に見えてきてしまった。間も無くきしくんは戦地へおもむく。SHOCKはきっときしくんにとって闘いだから。生きて帰ってこれるだろうか。死なないで。帰ってきて......きしくんを見ていると心のリミッターが吹っ飛びそうになった。1時間ほど前にあれだけ穴があくほどみてやるワ〜ファッファッファ〜!とか高笑いしてたが歌って踊るきしくんを直視できなくなってしまいそうでほっくんを追っている私はツンデレというバカみたいな言葉のジャンルに括られてしまうのだろうか?言葉に出来ない。

一方岩橋がこちら側にニコニコ手を振ってるのをはたから見ているとフジの女子アナの内定余裕で貰えるわコイツ...とめざましどようび居ろって思ったしサンタ帽のぽんぽんの位置をジェシーに治して貰って(わたしかわいいのぉふんふん)みたいな顔見てるともし地球が滅亡して人類が10人だけ残ったとしても岩橋玄樹は間違いなくその中に生き残ってるだろうと他人事のようにDNAの力強さを感じた 。

ほっくんのソロバンビーナ 照明はシンプルなピンスポ中心 ステージ1階から2階までをエロく挑発しながらぐるーと1周する。その姿を双眼鏡でひたすら追っていると罪悪感に駆られる。なんだこのかっこいい人は...この双眼鏡に麻酔銃が付いていたら今間違いなく撃っているだろうとサイコパスみたいな事を考え始める自分にひいて無理やりきしくんのアホ顔を思い浮かべる

昨日sixsenceでのソロダンスほっくんの腰振りエロさが放送禁止レベルだったからよし!今日も見てやる!ハッハッハッ!と気合い入れていたのだがオタク全員考える事は一緒...その瞬間EXシアターの床の高さが10cmくらい上がった?ってくらいみんな背伸びして見えなかったぞ!!!みんなエロいワロタ!

バカレアさんはとてもかっこよかった彼らを見ているとジャニーズでしか見れない物を今見ているんだなっていう実感がすぐ湧く。ジワジワくるあ〜かっこよかった〜!っていう感情より「うっわ!カッコイイ!カッコイイ!!カッコイイ!!」っていう発作がおきる。こうやって1歩1歩事務所担へつま先を突っ込んでいくんだ私は。

見学席に宮近と顕嵐がいた。私は5人厨だが沸けなかった 当たり前って幸せだけど慣れると怖い。

帰り道外に出ると東京タワーが可愛いとも言えるがセンスがあるとも言えない奇怪な色のコントラストにデコられていた。綺麗なのにiPhoneに綺麗に映らない東京タワー、 好きなのに見れない自担 、実力があるのにデビュー出来ないJr.  世の中はなんでこんなに上手くいかないんだろう。岩橋に相談したらきっと全部解決するのだろうとあの力強いDNAに思いを馳せる

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-終わり-

月島紗南